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2007 年度 実績報告書

ケイソウ化石により江戸川区の地盤の成り立ちを探究させる指導の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19914007
研究機関江戸川区立春江中学校

研究代表者

小澤 静江  江戸川区立春江中学校, 理科教諭

キーワードケイソウ化石 / 沖積層 / 海進海退
研究概要

1、目的 ある一定の場所の地下の深い所から浅い所まで1mおきにボーリング資料を採取し、その中に含まれる珪藻及び、珪質鞭毛藻を分析し、過去の環境の変化を推論させる。
2、方法 (1) 江戸川区の7地点の小中学校のボーリング資料を江戸川区教育委員会学事課施設係の協力を得て深度60m〜1mまで1m間隔で得た。
(2) 薬品処理をする。
(3) 深度ごとのプレパラートを作る。(深度ごとに10〜20枚)
3、結果 1.平井(小松川三中)…深度60m〜55mでは海だったと考えられます。その後、深度55〜30mまでは3回海進海退を繰り返し、その後深度30m〜10m間での長い間海の時代が続き、その後、しだいに陸になったのではないかと考えられます。
2.清新(清新二中)…深度60m〜15mまでは、平井の結果とほぼ同じでした。しかし、深度15mから急に陸になり深度10m頃から、また海になり、現代に至ったと考えられます。
3.松江(松江二中)…深度30mより深いところでは、陸生のケイソウが多く、ほとんど陸だったと考えられます。深度30m〜15mは長い間、海が続き、そのあと少しずつ陸になっていったと考えられます。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 思考力を高める大地の変動の指導法「ケイソウ化石による地盤の成り立ちの研究」2008

    • 著者名/発表者名
      小澤 静江
    • 雑誌名

      新しい理科の指導資料 第36集

      ページ: 4

  • [雑誌論文] 思考力を高める大地の変動の指導法「ケイソウ化石による地盤の成り立ちの研究」2008

    • 著者名/発表者名
      小澤 静江
    • 雑誌名

      都中理研究会誌 NO.52

      ページ: 6

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公開日: 2010-01-29   更新日: 2016-04-21  

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