研究課題/領域番号 |
19F19306
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
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研究分担者 |
SOLIMAN MOHAMED 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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キーワード | GIS / リモートセンシング / 考古学的水路システム / アレクサンドリア / ジオデザイン |
研究実績の概要 |
本年度は、8月に開催予定の国際地理学会議(イスタンブール)で発表し、その後、アレキサンドリアへ行く計画であったが、新型コロナ感染症のため会議が延期となり、計画を大きく変更することとなった。そこで、Webを活用したジオデザインのワークショップを企画した。ジオデザインのWebツールを開発しているジオデザインハブの協力をえて、アレキサンドリアの2030年の将来計画のワークショップを2020年9月と2021年に、エジプトと日本の関係者の参加で開催した。そのワークショップの開催に際して、アレキサンドリアのGISデータを整備した。とりわけ、Mohamed氏が10月にエジプトに一時帰国し、最新のGISデータの収集や、共同研究のネゴシエーションを行った。また、前年度からの継続課題であった、衛星画像による3次元都市モデルの構築を行った。都心部のパイロット地域を設定し、3次元都市モデルを構築した。 この間、ジオデザインのワークショップを通して、Egypt-Japan University of Science and Technology(E-JUST) Science-Alexandria University、the National research Institute of Astronomy and Geophysics (NRIAG) 、the National Organization of Urban Harmony (NOUH)などとの連携を行った。 今後さらなる共同研究の可能性を追求する。 研究発表に関しては。2020年10月の日本地理学会大会と地理情報システム学会大会、2021年3月の日本地理学会大会で、アレキサンドリアのジオデザインの内容を口頭発表した。さらに、その成果を、立命館大学アート・リサーチセンターの紀要「アート・リサーチ」に論文として発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍で対面での研究が難しい中、Webを活用して、ワークショップを複数回開催することができた。また、主に日本の国内学会であるが、3回のWebでの口頭発表を行い、論文の発表も行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度は、2020年度に発表する予定であった国際地理学会議がWebで開催されるため、そこでの発表を行う。また、アレキサンドリアでの現地調査の可能性を追求する。
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