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2021 年度 実績報告書

スーダンにおけるマダニ媒介原虫病の流行実態の解明と制御対策の構築

研究課題

研究課題/領域番号 19F19403
研究機関帯広畜産大学

研究代表者

玄 学南  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (10292096)

研究分担者 MOSSAAD EHAB  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2019-11-08 – 2022-03-31
キーワードマダニ / 原虫病 / バベシア / タイレリア / アナプラズマ / スーダン / 家畜 / 疫学調査
研究実績の概要

海外で多発している多種多様な動物感染症のなかで、マダニ媒介性動物原虫感染症はその畜産業に与える被害の深刻さから獣医学領域では特に注目されている。 しかしながら、海外におけるこれらマダニ媒介性動物原虫感染症の流行に関する国別・地域別の正確な情報はいまだに極めて乏しいのが現状である。そこで本研究では、スーダンおける家畜(牛・羊・山羊・ラクダ・ドンキーなど)のマダニ媒介原虫病の流行実態の解明と予防対策の確立を目指す。当該年度に得られた成 果は下記の通りである。1)スーダンの中部地域(Khartoum州)採集した牛血液サンプル(292検体)について、マダニ媒介病原体の検出を行った。2)バベシア属のB. bigeminaとアナプラズマ属のA. marginaeleがそれぞれ3.42%と40.41%検出された。3)この結果より、当該地域における牛の主なマダニ媒介感染症はバベシア症とアナプラズマ症であることが明らかになった。

現在までの達成度 (段落)

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Cattle anaplasmosis and babesiosis: Major tick-borne diseases affecting the cattle industry in Khartoum State, Sudan2021

    • 著者名/発表者名
      Satti et al.
    • 雑誌名

      Vet Parasitol Reg Stud Reports

      巻: 26 ページ: 100632

    • DOI

      10.1016/j.vprsr.2021.100632

    • 査読あり / 国際共著

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公開日: 2022-12-28  

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