研究課題/領域番号 |
19F19713
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
幸田 正典 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (70192052)
|
研究分担者 |
SOWERSBY WILLIAM 大阪市立大学, 理学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2019-11-08 – 2022-03-31
|
キーワード | 鏡像自己認知 / 掃除共生 / 内面的自己意識 / 自己心象 / 自己顔心象 |
研究実績の概要 |
2020年度はソエスビー氏の本国への帰国後は、電子メール連絡やzoomによるオンラインでの議論により、共同研究として進めているサンゴ礁魚ホンソメワケベラの鏡像自己認知に関する研究のまとめ、および論文の執筆作業を進めることはできた。この論文はほぼ完成し投稿段階に達している。本学に滞在中は本研究の水槽実験にも関与しており、本プロジェクトにおけるソエスビー氏の実質的な研究成果と言える。 このほかのホンソメワケベラの睡眠の効果に関する研究やシクリッドの社会環境の複雑さと脳サイズの関係に関する研究などは、帰国後実験の遂行が滞ってしまい、残念ながらまとまった実験結果は得られていない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ソエスビー氏とは、帰国後も連絡が取れ、共同研究は進めることができた。しかしながら、別途進めていたホンソメワケベラの睡眠に関する研究やシクリッド魚類の社会関係の複雑さと脳サイズの研究などは、帰国後中断せざるを得ず、進捗状況は遅れていると言わざるを得ない。
|
今後の研究の推進方策 |
状況を見ながら、再度来日し本学での実験再開を検討しているが、場合によっては本プロジェクトを断念せざるを得ない可能性もある。
|