研究課題/領域番号 |
19GS0317
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研究種目 |
学術創成研究費
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
野田 昌晴 基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 教授 (60172798)
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研究分担者 |
檜山 武史 基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 助教 (90360338)
新谷 隆史 基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 准教授 (10312208)
藤川 顕寛 基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 特別協力研究員 (50414016)
渡辺 英治 基礎生物学研究所, 神経生理学教室, 准教授 (30250252)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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キーワード | 神経科学 / 脳 / 神経 / 生理学 / 細胞 / 組織 / シグナル伝達 |
研究概要 |
体液のナトリウム(Na)濃度や浸透圧は、脳で常に監視されることによって一定の生理的レベル に保たれている。脳のNa 濃度センサーは、脳室周囲器官のグリア細胞に発現するNax チャン ネルである。本研究で、Nax のNa 感受性が血圧調節ホルモンのエンドセリン-3 によって制御さ れること、Nax の活性は乳酸を介して線分摂取制御に係るニューロンの活動を制御すること、 Nax に対する自己免疫は高Na 血症を発症すること等を明らかにした。また、未解明だった浸透 圧センサーについては、TRPV1 が体温近傍の温度で浸透圧感受性を示すことを見出した。
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