大人が用意したギャンブル教育を実施するのではなくて、講義等によって一定の情報を提供した上で、高校生自身にギャンブル教育の授業内容を考案させた。(1)専門家による講演や教員による講義を通じて、生徒の知識は飛躍的に増した。(2)授業内容の考案(教材作成)を通じて、生徒は伝える側の目線に立って、基礎知識を活用して、諸問題を主体的に考察するようになった。(3)当初ギャンブルに対する志向性が強かった生徒、およびギャンブルの危険性に関する意識が低かった生徒については、ギャンブルの危険性を理解させることに成功した。
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