神戸市長田区は、在日コリアンを中心とする外国人集住の歴史や、阪神・淡路大震災を契機とした市民活動活性化の経験等の地域特性をもつ。ここで外国にルーツを持つ子どもの支援をする日本語ボランティア団体と、在日コリアンの子どもへの民族教育を行う団体の活動現場でのフィールドワークや聞き取りを通じて、今後の教育人材育成に必要なカリキュラム開発に向けての研究を行った。また、韓国での多文化共生関連の行政や民間の取り組みの調査も行い、東アジア的な共生のあり方を探った。 以上の成果を次の活動に昇華させた。(1)新しい教育人材育成のためのミニカリキュラムの作成(2)地域の多文化共生について考える団体のネットワークづくり
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