2019 年度研究成果報告書

パラレルワイヤ駆動機構を用いた母指CM関節面負荷装置の製作と圧力分布の検討

研究課題

研究課題/領域番号	19H00238
研究種目	奨励研究
配分区分	補助金
審査区分	2140:材料力学、生産工学、設計工学、流体工学、熱工学、機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
研究機関	金沢大学
研究代表者	吉田博一金沢大学, 総合技術部(理工), 技術職員
研究期間 (年度)	2019
キーワード	母指CM関節 / 圧力分布測定 / パラレルワイヤ駆動
研究成果の概要	親指の第一中手骨と大菱形骨の関節接触部に作用する力の関係を知るための手法および試験装置を考案, 製作し, その実用性について検証した.
研究成果の学術的意義や社会的意義	親指の指先側の第一中手骨と掌側の大菱形骨からなる母指CM関節には, 特に高齢者において, 関節部に炎症をきたす, 母指CM関節症が高頻度で発生することが知られている. 母指の肢位と関節接触部に作用する力の関係を明らかにする簡便な測定方法を確立できれば, このような母指CM関節症の成因の解明, 治療法の検討に寄与することができ, 予防法および治療法の検討の手がかりとなるため, 重要な意義がある.
自由記述の分野	材料力学機械力学ロボティクス