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2019 年度 研究成果報告書

NLRP3インフラマソーム機能を調節する新規分子の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19H00416
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3190:生体の構造と機能、病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関愛媛大学

研究代表者

金子 直恵  愛媛大学, 医学部, 技術員

研究協力者 増本 純也  
竹田 浩之  
澤崎 達也  
研究期間 (年度) 2019
キーワードインフラマソーム / コムギ胚芽無細胞タンパク質合成技術 / 炎症
研究成果の概要

NLRP3インフラマソームは、遺伝性炎症疾患やメタボリックシンドロームなど、様々な疾患との関与が報告されている細胞内タンパク質複合体であるが、その調節機構については未だ不明な点が多い。そこで、これらの疾患に対する創薬ターゲットを見出し、より効果的に創薬を進めるために、ヒトの約2万種類のタンパク質アレイを用いて、NLRP3と相互作用する新規タンパク質の網羅的探索を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

NLRP3遺伝子の恒常的活性化変異はクリオピリン関連周期熱症候群という自己炎症疾患の原因となる。しかしながら、クリオピリン関連周期熱症候群の臨床症状を示しながら、NLRP3遺伝子に変異のみられない症例がある。本成果は、その原因として未知の相互作用分子の存在を示唆するものであり、NLRP3インフラマソームに対する新規の分子標的薬の開発につながる可能性を秘めている。引き続き、解析を進めていきたい。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2021-01-27  

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