研究分担者 |
蓑輪 顕量 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30261134)
永崎 研宣 一般財団法人人文情報学研究所, 人文情報学研究部門, 主席研究員 (30343429)
大向 一輝 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (30413925)
宮崎 泉 京都大学, 文学研究科, 教授 (40314166)
納富 信留 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)
Muller Albert 武蔵野大学, 経営学部, 教授 (60265527)
苫米地 等流 一般財団法人人文情報学研究所, 仏典写本研究部門, 主席研究員 (60601680)
藏本 龍介 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (60735091)
船山 徹 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70209154)
高橋 晃一 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70345239)
師 茂樹 花園大学, 文学部, 教授 (70351294)
齋藤 希史 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (80235077)
高岸 輝 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80416263)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
人文学諸分野が参照可能なデジタル知識基盤を仏教学から提供し、人文学全体が共同で未来を開く方法論を検討する〈統合デジタル研究環境〉を形成するという基本計画は順調に推移している。ことに、Unicode, IIIF, TEIという、文字、画像、テキストに関わる国際標準構築に本プロジェクトが重要な役割を果たしている点は順調な国際貢献として評価されると判断する。 一方、コロナ禍のため、国際会議や研究会を対面で催すことが不可能になった。欧、米、アジアにわたる大規模な会議の場合、時差の関係でオンラインによる代替会議の開催ができずグローバルな同時的共同が困難になっている。このため主催者として予定していた、アジア初の大規模デジタルヒューマニティーズ国際会議であるDH2021を来年度に延期せざるを得なくなっている。このことは、本科研の中間成果の公表を、当初の計画よりも一年先延ばしするという計画変更に帰着した。 計画に進捗において課題となっているのは、上述の一点のみである。これも来年度に執行する予定であり、総じて、計画は順調に進展していると判断する。
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