研究分担者 |
榎本 文雄 大阪大学, 文学研究科, 名誉教授 (70151991)
下田 正弘 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50272448)
室寺 義仁 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (00190942)
高橋 晃一 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70345239)
宮崎 泉 京都大学, 文学研究科, 教授 (40314166)
石田 尚敬 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (80712570)
佐久間 秀範 筑波大学, 人文社会系, 教授 (90225839)
山部 能宜 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40222377)
種村 隆元 大正大学, 仏教学部, 教授 (90401158)
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研究実績の概要 |
3年間のプロジェクトの最終年度にあたる本2021年度は、2021年7月24日(土)と2022年2月26日(土)に全体研究会をオンラインで開催した。コロナ禍のため、関係するほぼすべての国際学会が中止(または延期、一部はオンライン開催)となり、国内学会もまたオンラインによる開催を余儀なくされる中、本プロジェクトの関係者は着実に関連研究を進め、所期の目的をほぼ達成することができた。 全体研究会では、関係者による複数の発表の他、研究成果のとりまとめに関する討議を行った、その結果、3月末には本プロジェクトの研究成果として和文2冊(三代舞他編著『『ニヤーヤビンドゥ』における認識論・論理学の体系』バウッダコーシャIX、斎藤明他編著『スティラマティ『五蘊論釈』における五位百法対応語』バウッダコーシャX)、英文1冊(Miyazaki, I et al., ed. The Seventy-five Elements (dharma) in the Madhyamaka- pancaskandhaka. Bauddhakosa VIII)の成果を公刊することができた。 また、研究協力者による2本の研究ノート、および昨年5月15日(土)にオンラインで開催された第65回国際東方学者会議(ICES)の活動報告を含む "Bauddhakosa Newsletter no. 10"を刊行した。その中で、研究代表者による本プロジェクトの総括文を掲載するとともに、本プロジェクトの成果刊行物、Newsletter nos.1-10、バウッダコーシャ科研プロジェクトHPを簡潔に紹介した。 なお、本プロジェクトを総括するシンポジウムが、2022年5月21日(土)に開かれる第66回国際東方学者会議(ICES)において行われる運びとなり、同日、予定通り開催された。
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