研究課題
基盤研究(A)
本研究は、平安時代漢字字書総合データベースを、高精細カラー版の観智院本『類聚名義抄』を利用し、本文解読を精緻化、異体字フォント作成とインターフェイス改良による高機能化を図ることにより校訂し、これに基づいて従来の研究成果と日本古典文学作品での例証の利用を反映させた『類聚名義抄』の注釈を作成、これを国際的に共有可能な形式にし、インターネット上に公開することを目的とする。平安時代漢字字書総合データベースの高機能化を図り校訂、これに基づき『類聚名義抄』の注釈作成、校訂本文と注釈を国際的に共有可能な形式にし、インターネット上に公開することで、平安時代の貴重なデータベース保存、注釈付加、加えてこれを国内外からの幅広い分野の研究者にアクセスを可能にする点で学術的価値が極めて高く、我が国の古典研究にも多大な寄与が期待でき、波及効果も大きいと考えられる。