研究課題
基盤研究(A)
東京大学史料編纂所の歴史情報処理システムSHIPSにデータ繋留型編纂支援・資源化システムを構築するとともに、歴史情報データベースの次世代展開のための指針を提起することを目的とする研究である。データ繋留型システムの構築により、混成並列的に集積された多元的情報を連携統合することが可能となり、歴史研究における基礎作業の大幅な効率化を実現することが可能となる。歴史情報データベースの次世代展開を見据えた上で、東京大学史料編纂所における史料編纂作業の成果を発信するとともに、既に蓄積されている成果データを繰り入れ、両者を融合させたデーターベースを発信・公開するもので、史料の利用環境が大幅に改善され、今後の日本史研究の進展に大きく資することが期待される。