研究課題
令和4年度は、令和3年度までの研究成果についてシンポジウムを実施した。本研究は、歴史学研究と研究者以外の一般社会との間で、溝が大きく開いてしまっているといった現状を改善する必要があるという問題意識にもとづいて開始したため、日本史学の研究成果を研究者以外へ公開するという目的を持っている。そのため、シンポジウムも研究者対象ではなく、一般市民を主な対象として実施し、日本史学研究を一般市民にも理解しやすく説明するという点を重要視した。シンポジウムの詳細は以下の通りである。タイトル:シンポジウム「広がる!対馬歴史研究-対馬藩から見る江戸時代の日本-」、日時:令和4年12月10日(土)、場所 対馬市交流センター3階大会議室(対馬市厳原町今屋敷661番地) 共催:東京大学史料編纂所・長崎県対馬歴史研究センター、プログラム:鶴田啓「挨拶・趣旨説明」・丸山大輝(対馬歴史研究センター)「宗家文書データベースの構築とその意義」・古川祐貴「対馬に帰ってきた宗家文書」・木村直樹「目撃された朝鮮の人々-長崎・長崎街道-」・荒木裕行「対馬藩史料から解明する綱吉将軍就任の政治変動」・質疑応答、参加者数:54名、その他:オンライン配信を実施した。また、令和3年度までに作成したデータベースは、対馬歴史研究センターに設置したサーバより試験運用していた、科研終了後に活用するため、対馬歴史研究センターへ譲渡し、同センターのウェブサイトにて公開できるように準備中である。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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長崎県対馬歴史研究センター所報
巻: 3 ページ: 31・60
史苑
巻: 83(1) ページ: 74・93
長崎学
巻: 7 ページ: 7・17
訳官使・通信使とその周辺
巻: 7 ページ: 1・18
古文書研究
巻: 94 ページ: 123・125
巻: 94 ページ: 112・115
アジア遊学
巻: 272 ページ: 46・63
巻: 272 ページ: 169・192
歴史学研究
巻: 1025 ページ: 41・44
日本歴史
巻: 895 ページ: 98・100