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2023 年度 研究成果報告書

グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 19H00568
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分5:法学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

原田 大樹  京都大学, 法学研究科, 教授 (90404029)

研究分担者 藤谷 武史  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90313056)
横溝 大  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (00293332)
浅野 有紀  同志社大学, 司法研究科, 教授 (70272937)
飯島 淳子  東北大学, 法学研究科, 教授 (00372285)
興津 征雄  神戸大学, 法学研究科, 教授 (10403213)
大西 楠テア  専修大学, 法学部, 教授 (70451763)
須田 守  京都大学, 法学研究科, 准教授 (70757567)
田村 哲樹  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (30313985)
松尾 陽  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (80551481)
松中 学  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (20518039)
吉政 知広  京都大学, 法学研究科, 教授 (70378511)
会澤 恒  北海道大学, 法学研究科, 教授 (70322782)
伊藤 一頼  東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00405143)
加藤 紫帆  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60825602)
清水 真希子  大阪大学, 大学院法学研究科, 教授 (50302641)
内記 香子  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (90313064)
加藤 陽  近畿大学, 法学部, 准教授 (90584045)
濱 真一郎  同志社大学, 法学部, 教授 (80319459)
村西 良太  大阪大学, 大学院高等司法研究科, 教授 (10452806)
山田 哲史  京都大学, 法学研究科, 教授 (50634010)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードグローバル化 / 地方自治 / 多層的法秩序 / 規制手法 / 調整法理
研究成果の概要

グローバル化に対応した法理論は,多元的な統治(ガバナンス)構造あるいは多元的な価値の措定を志向するものであって,「世界政府」の構築による単一の法秩序の創出や,グローバルな政策形成に関する「国家」による逐一の包摂を求めるものではない。それゆえ,グローバル化の影響を受けた統治機構は,その構造の複線化と相互牽制関係の重視に代表される多層的なガバナンスに特色を有する。他方で,それは政策分野ごとの断片化を無批判に受容するものではなく,分野を越えた社会統合のための係留点の設定もなお意図しており,その候補としては国家だけではなくローカル(地方公共団体)も考えられる。

自由記述の分野

行政法学

研究成果の学術的意義や社会的意義

グローバル化に対しては,その恩恵を受けていると思われる先進国においてもこれに対抗する言論が目立っている。その原因の一つは,物理的存在としての人間という要素にあり,通信技術の発展による移動問題の比重の低下はかえって,人間と空間との結び付きの重要性を認識させるに至っている。そこで,ローカルのレベルにおいて,居住に着目した社会的な統合可能性を模索し,多様性を許容する緩やかな統合を実現することも重要な課題と考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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