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2022 年度 研究成果報告書

先端技術と国際秩序:革新技術がもたらす国家のパワー、権威、倫理性の変容

研究課題

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研究課題/領域番号 19H00578
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分6:政治学およびその関連分野
研究機関一橋大学

研究代表者

秋山 信将  一橋大学, 大学院法学研究科, 教授 (50305794)

研究分担者 佐藤 丙午  拓殖大学, 国際学部, 教授 (30439525)
山田 敦  一橋大学, 大学院法学研究科, 教授 (40293146)
池内 恵  東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40390702)
森 聡  法政大学, 法学部, 教授 (60466729)
友次 晋介  広島大学, 平和センター, 准教授 (90622019)
天野 修司  日本医療科学大学, 保健医療学部, 准教授 (90645772)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード新興技術 / 安全保障 / 国際秩序 / アメリカ
研究成果の概要

本研究プロジェクトは、人工知能、ロボット工学、生物学などといった分野での技術革新が、国際秩序の形成においてどのような影響をもたらすかについて調査を実施した。新型コロナ感染症の影響で、国際的共同研究の分野で想定した通りの進展が見られなかったものの、プロジェクトメンバーはそれぞれ論文を発表し、国家のパワーの形成要因としての新興技術のインパクトは、1)パワーの源泉としてのイノベーションの重要性、2)軍事戦略の論理的変化、3)既存の問題を一層顕在化させるamplifier効果、4)技術のグローバリゼーションと技術国家主権の矛盾と相克の顕在化、にあることが明らかにされた。

自由記述の分野

国際政治

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、今後、新興技術が安全保障の分野において、技術の応用がもたらす戦略的思考の変容を見通し、技術の規制をめぐる国際的な規範の形成や輸出管理をめぐる政策議論における理論的基盤を提供する一助となるものである。特に、核抑止におけるentanglementの問題、技術の規制可能性と軍備管理、RMAにおける情報通信ネットワークの活用を通じた日米同盟における技術協力の方向性などに関しては、重要な知見を提供する。

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公開日: 2024-01-30  

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