デジタルエコノミーによる国際分業変容の分析

2021 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 19H00594
• 研究機関: 学習院大学
• 研究代表者: 石川 城太 学習院大学, 国際社会科学部, 教授 (80240761)
• 研究分担者: 阿部 顕三 中央大学, 経済学部, 教授 (00175902) ; 大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255) ; 木村 福成 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (90265918) ; 趙 来勲 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70261394) ; 冨浦 英一 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (40273065) ; 古澤 泰治 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80272095) ; 椋 寛 学習院大学, 経済学部, 教授 (90365065) ; 柳川 範之 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80255588)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2023-03-31
• キーワード: デジタルエコノミー / 情報通信技術（ICT) / ビッグデータ / 国際分業 / グローバリゼーション

研究実績の概要

(課題1)デジタルエコノミーによる企業の立地と国際貿易の変容：①グローバル化とデジタル化が進む東アジアにおける経済統合に関し、全21本の学術サーベイ論文を書籍として取りまとめた。②情報技術と通信技術の導入が生産ネットワーク内貿易に与える影響について、重力モデルを用いて実証分析を行った。③デジタル化の進展による距離概念の変容が集積のメリットに与えた影響と、その結果としてグローバリゼーションと分業体制がどのように変容していくかを分析した。④単一のプラットフォーム（ＰＦ）に、サービス提供者と消費者が同時に参入する二面市場について、ゲーム機のようにＰＦ財が物理的に貿易されるケースに注目し、それに対する輸入税の影響について理論的に考察した。⑤音楽配信サービスの浸透が音楽CDの国際貿易に与える影響を分析した。⑥オンラインビジネスとオフラインビジネスの比較検討を行い、オンラインビジネスの理論モデル構築を開始した。
(課題2)デジタル技術の発達に伴う国内的・国際的コンフリクト：①デジタル化時代におけるASEAN諸国の知財保護についての国際共同研究の成果を書籍として取りまとめた。②デジタル化の進行や新型コロナ蔓延、地政学的緊張の増大を踏まえつつ、東アジア経済統合の含意と今後の展望について議論した。③デジタル化とグローバリゼーションが同時進行する中で順応できず取り残される主体が出てきたが、そのことがどのように新たな異質性や格差を生みだすかを研究した。④国際的電子商取引に対する消費税の課税方式について整理するとともに、課税方式の違いが経済に及ぼす影響について理論モデルを用いて分析を行った。⑤新型コロナの貿易に対する影響とEコマースの関係について、世界の月次貿易データを用いて実証分析を行った。⑥AIとロボットに関する技術革新が世界経済に与える影響を、特に労働市場への影響について分析した。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究は2つの研究課題からなるが、それぞれ、モデルの構築とそれに基づく理論分析、及び、データの収集とそれに基づく実証分析が核となっている。両研究課題とも理論・実証分析のバランスがとれた形で研究が進行している。2021年度に学術雑誌への公刊は26本（うち査読付きは21本）、図書の刊行は11冊となっており、研究成果もコロナ禍にしては比較的順調に発信できている。
新型コロナの蔓延は落ち着きの兆しを見せ始めたものの、科研費を用いて主催した国際会議やワークショップ(Hitotsubashi Conference on International Trade & FDI, 2021; Hawaii-Hitotsubashi-Keio Workshop on International Economicsなど)は、ハイブリッドあるいはオンライン開催とせざるを得なかった。また、出張も制限されていたため、Zoomなどを駆使して共同研究や研究発表を行ったが、とくに海外の研究者との共同研究や海外で開催された学会での発表に支障をきたした。海外現地調査も、実施できるような状況では到底なく、2020年度に引き続き2021年度の実施も断念した。
一橋大学のバックアップを得て大規模な政策フォーラムをオンラインで開催し、4名の研究分担者に研究成果を一般向けに報告してもらい、パネル討論を行って、デジタルエコノミーのルール・メーキングや経済政策論のための学術的根拠を一般向けに発信した。フォーラムの概要は、日本経済新聞で大きく取り上げられた。

今後の研究の推進方策

新型コロナの蔓延やその感染防止策によって、共同研究、研究発表、国際会議・ワークショップの主催、海外現地調査などに支障をきたしてはいるが、研究成果は概ね順調に蓄積されてきている。今後もプロジェクト遂行の支障をなんとか乗り越えながら研究に取り組んで、研究成果をさらに積み上げたい。新型コロナ感染が落ち着きを見せれば、国内外の出張を再開し、国際会議・ワークショップも対面で開催する。海外現地調査は、なかなか見通しが立たないが、調査対象国・地域や時期を柔軟に考えることで極力実施したい。
コロナ禍で急速に進むデジタル化に関して焦点をあてた研究も積極的に行う。とくに、デジタル化がどう企業・労働者、あるいは仕事を変化させていくか、また理論的にどう解釈できるのかを研究する。
理論分析・実証分析とも、分析において得られた結果は、ワークショップや学会などで積極的に発表してフィードバックを得て研究の質を高め、その結果をできるだけ早期に出版・刊行に結びつけるよう努力する。なお、2022年度が最終年度となるので、2つの研究課題で蓄積された個々の分析を相互に検証しあうことによって、新たな知見を得るとともに、近未来のルール・メーキングや経済政策論のための学術的根拠を整備する。

研究成果

• [国際共同研究] キール大学/ベルリン自由大学/フンボルト大学ベルリン(ドイツ)
  • 国名: ドイツ
  • 外国機関名: キール大学/ベルリン自由大学/フンボルト大学ベルリン
  • 他の機関数: 3
• [国際共同研究] ジュネーブ高等国際問題研究所/ベルン大学/チューリッヒ大学(スイス)
  • 国名: スイス
  • 外国機関名: ジュネーブ高等国際問題研究所/ベルン大学/チューリッヒ大学
• [国際共同研究] ハワイ大学/戦略国際問題研究所(米国)
  • 国名: 米国
  • 外国機関名: ハワイ大学/戦略国際問題研究所
• [国際共同研究] オーストリア経済研究所/ウィーン経済大学(オーストリア)
  • 国名: オーストリア
  • 外国機関名: オーストリア経済研究所/ウィーン経済大学
• [国際共同研究] 東アジア・アセアン経済研究センター(インドネシア)
  • 国名: インドネシア
  • 外国機関名: 東アジア・アセアン経済研究センター
• [国際共同研究]
  • 他の国数: 10
• [雑誌論文] Industrial cluster policy and transaction networks: Evidence from firm‐level data in Japan (2022)
  • 著者名/発表者名: Okubo Toshihiro、Okazaki Tetsuji、Tomiura Eiichi
  • 雑誌名: Canadian Journal of Economics/Revue canadienne d'?conomique 巻: 55 ページ: 1990～2035
  • DOI: 10.1111/caje.12629
  • 査読あり
• [雑誌論文] ‘By a silken thread’: Regional banking integration and credit reallocation during Japan's lost decade (2022)
  • 著者名/発表者名: Hoffmann Mathias、Okubo Toshihiro
  • 雑誌名: Journal of International Economics 巻: 137 ページ: 103579～103579
  • DOI: 10.1016/j.jinteco.2022.103579
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] The Resilience of FDI to Natural Disasters Through Industrial Linkages (2022)
  • 著者名/発表者名: Kato Hayato、Okubo Toshihiro
  • 雑誌名: Environmental and Resource Economics 巻: 82 ページ: 177～225
  • DOI: 10.1007/s10640-022-00666-1
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Social Norms and Preventive Behaviors in Japan and Germany During the COVID-19 Pandemic (2022)
  • 著者名/発表者名: Schmidt-Petri Christoph、Schroder Carsten、Okubo Toshihiro、Graeber Daniel、Rieger Thomas
  • 雑誌名: Frontiers in Public Health 巻: 10 ページ: -
  • DOI: 10.3389/fpubh.2022.842177
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] デジタル経済とテレワークの進展：国際経済と日本経済の視点 (2022)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 雑誌名: 経済セミナー 巻: 4-5月号 ページ: 35-41
• [雑誌論文] 日本の産業集積・地域産業政策の変遷と政策課題 ―ソフト・コンパクト・デジタル化 (2022)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 雑誌名: 都市計画 巻: - ページ: -
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] コロナ禍のテレワークとデジタル経済の進展 (2022)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 雑誌名: 季刊個人金融 巻: 春号 ページ: 33-43
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] You can’t always get what you want: Protectionist policies with the transport sector (2021)
  • 著者名/発表者名: Ishikawa Jota、Tarui Nori
  • 雑誌名: Economics Letters 巻: 207 ページ: 110009～110009
  • DOI: 10.1016/j.econlet.2021.110009
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Natural disasters, firm survival, and growth: Evidence from the Ise Bay Typhoon, Japan (2021)
  • 著者名/発表者名: Okubo Toshihiro、Strobl Eric
  • 雑誌名: Journal of Regional Science 巻: 61 ページ: 944～970
  • DOI: 10.1111/jors.12523
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Agglomeration of low-productive entrepreneurs to large regions: a simple model (2021)
  • 著者名/発表者名: Forslid Rikard、Okubo Toshihiro
  • 雑誌名: Spatial Economic Analysis 巻: 16 ページ: 471～486
  • DOI: 10.1080/17421772.2021.1884280
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Public preferences on immigration in Japan (2021)
  • 著者名/発表者名: Okubo Toshihiro
  • 雑誌名: Japan and the World Economy 巻: 58 ページ: 101073～101073
  • DOI: 10.1016/j.japwor.2021.101073
  • 査読あり
• [雑誌論文] Individual preferences on trade liberalization: evidence from a Japanese household survey (2021)
  • 著者名/発表者名: Felbermayr Gabriel、Okubo Toshihiro
  • 雑誌名: Review of World Economics 巻: 158 ページ: 305～330
  • DOI: 10.1007/s10290-021-00432-3
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Importing, outsourcing and pollution offshoring (2021)
  • 著者名/発表者名: Cole Matthew A.、Elliott Robert J.R.、Okubo Toshihiro、Zhang Liyun
  • 雑誌名: Energy Economics 巻: 103 ページ: 105562～105562
  • DOI: 10.1016/j.eneco.2021.105562
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Who Got Vaccinated for COVID-19? Evidence from Japan (2021)
  • 著者名/発表者名: Okubo Toshihiro、Inoue Atsushi、Sekijima Kozue
  • 雑誌名: Vaccines 巻: 9 ページ: 1505～1505
  • DOI: 10.3390/VACCINES9121505
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] New Developments in International Production Networks: Impact of Digital Technologies* (2021)
  • 著者名/発表者名: Obashi Ayako、Kimura Fukunari
  • 雑誌名: Asian Economic Journal 巻: 35 ページ: 115～141
  • DOI: 10.1111/asej.12240
  • 査読あり
• [雑誌論文] The Impact of COVID-19 and the US-China Confrontation on East Asian Production Networks (2021)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 雑誌名: Seoul Journal of Economics 巻: Vol. 34, No. 1 ページ: 27-41
  • 査読あり
• [雑誌論文] International Production Networks Are Overcoming COVID-19 Shocks: Evidence from Japan's Machinery Trade (2021)
  • 著者名/発表者名: Ando Mitsuyo、Kimura Fukunari、Obashi Ayako
  • 雑誌名: Asian Economic Papers 巻: 20 ページ: 40～72
  • DOI: 10.1162/asep_a_00835
  • 査読あり
• [雑誌論文] “RCEP from the middle powers’ Perspective” (2021)
  • 著者名/発表者名: Kimura Fukunari
  • 雑誌名: China Economic Journal 巻: 14 ページ: 162～170
  • DOI: 10.1080/17538963.2021.1933059
  • 査読あり
• [雑誌論文] 特集：東アジアにおける経済統合と新しい流れ 東アジア経済統合と中国 (2021)
  • 著者名/発表者名: 木村福成
  • 雑誌名: 東亜 巻: 647 ページ: 2-9
• [雑誌論文] 貿易を取り巻く情勢と政策的課題 (2021)
  • 著者名/発表者名: 木村福成
  • 雑誌名: 経済セミナー 巻: 10.11月号No.722 ページ: 24-28
• [雑誌論文] A simple model of the <i>Hukou</i> system and Chinese exports (2021)
  • 著者名/発表者名: Zhao Laixun
  • 雑誌名: Review of International Economics 巻: 30 ページ: 549～565
  • 査読あり
• [雑誌論文] How political conflicts distort bilateral trade: Firm-level evidence from China (2021)
  • 著者名/発表者名: Li Yuhua、Jian Ze、Tian Wei、Zhao Laixun
  • 雑誌名: Journal of Economic Behavior &amp; Organization 巻: 183 ページ: 233～249
  • DOI: 10.1016/j.jebo.2021.01.003
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Individual characteristics and the demand for reciprocity in trade liberalization: Evidence from a survey in Japan (2021)
  • 著者名/発表者名: Tomiura Eiichi、Ito Banri、Mukunoki Hiroshi、Wakasugi Ryuhei
  • 雑誌名: Japan and the World Economy 巻: 58 ページ: 101071～101071
  • DOI: 10.1016/j.japwor.2021.101071
  • 査読あり
• [雑誌論文] Assortative Matching of Exporters and Importers (2021)
  • 著者名/発表者名: Sugita Yoichi、Teshima Kensuke、Seira Enrique
  • 雑誌名: The Review of Economics and Statistics 巻: － ページ: 1～46
  • DOI: 10.1162/rest_a_01114
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Determinants of regional trade agreement utilisation: Evidence from multiple import countries in Asia (2021)
  • 著者名/発表者名: Chang Kuo‐I、Hayakawa Kazunobu、Laksanapanyakul Nuttawut、Narjoko Dionisius、Pyun Ju Hyun、Quimba Francis
  • 雑誌名: The World Economy 巻: 45 ページ: 1713～1736
  • DOI: 10.1111/twec.13226
  • 査読あり / 国際共著
• [雑誌論文] Can e-commerce mitigate the negative impact of COVID-19 on international trade? (2021)
  • 著者名/発表者名: Hayakawa Kazunobu、Mukunoki Hiroshi、Urata Shujiro
  • 雑誌名: The Japanese Economic Review 巻: 74 ページ: 215～232
  • DOI: 10.1007/s42973-021-00099-3
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] Realizing Inclusing Recovery from the COVID-19 Pandemic (2022)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 学会等名: T20 Inception Conference
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Participated as one of the panelists in "Plenary Session 2: Optimizing Digital Transformation for Sustainable and Inclusive Growth." (2022)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 学会等名: T20 Inception Conference
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] The Rule-based Approach to Cope with China: The Case of E-commerce" and joined discussion (2022)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 学会等名: Center for Strategic & International Studies (CSIS), Strategic Japan Initiative, Year Nine: Competition in New Domains. Japan's Economic Statecraft: Economic Security and Global Governance
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] 中国からの輸入が日本の労働移動に与えた影響について：就業構造基本調査ミクロデータを用いた実証分析 (2022)
  • 著者名/発表者名: 冨浦英一
  • 学会等名: 令和3年度匿名データ等利用推進ワークショップ(オンライン), 一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報センター・神戸大学ミクロデータセンター
• [学会発表] Carbon Tax and Border Tax Adjustments with Technology and Location Choices (2021)
  • 著者名/発表者名: Jota Ishikawa
  • 学会等名: Asia Pacific Trade Seminars
  • 国際学会
• [学会発表] Tax Planning of MNEs & Tax Reform in Digital Economy (2021)
  • 著者名/発表者名: Jota Ishikawa
  • 学会等名: HARNESSING A DIGITAL ECONOMY FOR SUSTAINABLE AND INCLUSIVE DEVELOPMENT
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Carbon Tax and Border Tax Adjustments with Technology and Location Choices (2021)
  • 著者名/発表者名: Jota Ishikawa
  • 学会等名: Workshop on Trade and the Labor Market
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Industrial cluster policy and transaction networks: Evidence from firm-level data in Japan (2021)
  • 著者名/発表者名: Toshihiro Okubo
  • 学会等名: 韓国国際経済学会(KIEA) 全国大会
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] 基調講演：自然災害の経済学 (2021)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 学会等名: 自然災害と適応ワークショップ
  • 招待講演
• [学会発表] How Will Global Value Chains Evolve with Digital Technology? Opportunities for Disruptive Innovation and Leap-frogging (2021)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 学会等名: APEC Study Centre Consortium Conference
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] How Will Global Value Chains Evolve with Digital Technology? Opportunities for Disruptive Innovation and Leap-frogging (2021)
  • 著者名/発表者名: 木村福成
  • 学会等名: APECスタディー・センター・ジャパン（ASCJ）と外務省・経産省APEC室との懇談会
  • 招待講演
• [学会発表] Servicing the World towards Economic Recovery: The Role of Services in Driving Global Trade towards Economic Recovery. (2021)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari
  • 学会等名: APEC and ABAC: Public-Private Dialogue on Services
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] デジタル技術と開発戦略：ASEANとFactory Asia (2021)
  • 著者名/発表者名: 木村福成
  • 学会等名: 2021年度第3回一橋大学政策フォーラム
  • 招待講演
• [学会発表] The Impacts of AI, Robots, and Globalization on Labor Markets: Analysis of a Quantitative General Equilibrium GVC Model (2021)
  • 著者名/発表者名: Taiji Furusawa
  • 学会等名: Asia Pacific Trade Seminars
  • 国際学会
• [学会発表] The Impacts of AI, Robots, and Globalization on Labor Markets: Analysis of a Quantitative General Equilibrium Trade Model (2021)
  • 著者名/発表者名: Taiji Furusawa
  • 学会等名: IEFS China
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Cross-border data flows, regulations, and firm characteristics: Findings from a survey of Japanese firms (2021)
  • 著者名/発表者名: Tomiura, Eiichi
  • 学会等名: On-line Workshop on Degitalization, Big Data and the U.S.-China Trade War, Kobe University
• [学会発表] Nonparametric Identification of Production Function, Total Factor Productivity, and Markup from Revenue Data (2021)
  • 著者名/発表者名: 杉田洋一
  • 学会等名: The Kobe Workshop on International Trade and FDI
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] The Impacts of AI,Robots, and Globalization on Labor Markets: Analysis of a Quantitative General Equilibrium GVC Model (2021)
  • 著者名/発表者名: 杉田洋一
  • 学会等名: KEOセミナー
  • 招待講演
• [学会発表] Nonparametric Identification of Production Function, Total Factor Productivity, and Markup from Revenue Data (2021)
  • 著者名/発表者名: 杉田洋一
  • 学会等名: The 2021 North American Summer Meeting of the Econometric Society
  • 国際学会
• [学会発表] Nonparametric Identification of Production Function, Total Factor Productivity, and Markup from Revenue Data (2021)
  • 著者名/発表者名: 杉田洋一
  • 学会等名: the Third International Workshop 'Market Studies and Spatial Economics'
  • 国際学会
• [図書] 「人口減少社会に挑む市町村長の実像と求められるリーダーシップ 全国市町村長アンケート調査結果を中心に」NIRA研究報告書 (2022)
  • 著者名/発表者名: 辻琢也、大久保敏弘、中川雅之
  • 総ページ数: 137
  • 出版者: NIRA総研
• [図書] 「第６回テレワークに関する就業者実態調査(速報版)」NIRA研究報告書 (2022)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 総ページ数: 31
  • 出版者: NIRA総研
• [図書] 人口減少・少子高齢化社会における政策課題に関する研究会 第2回中間報告書、政策研究院 (2022)
  • 著者名/発表者名: 清家篤、安宅和人、伊藤由希子、大久保敏弘、栗本博行、権丈善一、小嶋大造、島崎謙治、西脇修、丹羽恵久、白石隆、星野佳路、堀真奈美、牧原出、安井健悟、武藤祥郎、大倉紀彰、島村知亨
  • 総ページ数: 186
  • 出版者: 政策研究大学院大学
• [図書] Robots and AI: a New Economic Era (2022)
  • 著者名/発表者名: Lili Yan Ing, Gene M. Grossman, Alessandra Bonfiglioli, Rosario, Gino Gancia, Ioannis Papadakis,,Ester Faia, Maximilian Mayer, Gianmarco OttavianoTaiji Furusawa, Shoki Kusaka, Yoichi Sugita, Gordon Hanson,Erhan Artuc
  • 総ページ数: 240
  • 出版者: Routledge
  • ISBN: 9781003275534
• [図書] 「第４回テレワークに関する就業者実態調査報告書」NIRA研究報告書 (2021)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 総ページ数: 206
  • 出版者: NIRA総研
• [図書] 「第５回テレワークに関する就業者実態調査(速報版)」NIRA研究報告書 (2021)
  • 著者名/発表者名: 大久保敏弘
  • 総ページ数: 37
  • 出版者: NIRA総研
• [図書] 人口減少・少子高齢化社会における政策課題に関する研究会 第１回中間報告書、政策研究院 (2021)
  • 著者名/発表者名: 清家篤、安宅和人、伊藤由希子、大久保敏弘、栗本博行、権丈善一、小嶋大造、島崎謙治、西脇修、丹羽恵久、白石隆、星野佳路、堀真奈美、牧原出、安井健悟、武藤祥郎、大倉紀彰、島村知亨
  • 総ページ数: 19
  • 出版者: 政策研究大学院大学
• [図書] The Cambridge Economic History of the Modern World: Volume 2 (2021)
  • 著者名/発表者名: Stephen Broadberry, Kyoji Fukao, Paul W. Rhode, Paul Sharp, Tracy Dennison, Alexander Klein, Tokihiko Settsu, Debin Ma, Gregg Huff, Mohamed Saleh, Pablo Astorga, Alfonso, Ewout Frankema, Gary B. Magee, Latika Chaudhary, Peter Lindert, Rajabrata Banerjee, Robert Inklaar, Herman de Jong,Toshihiro Okubo,
  • 総ページ数: 572
  • 出版者: Cambridge univ press
  • ISBN: 9781107159488
• [図書] Intellectual Property Rights and ASEAN Development in the Digital Age (2021)
  • 著者名/発表者名: Chen, Lurong and Kimura, Fukunari
  • 総ページ数: 250
  • 出版者: Routledge
  • ISBN: 9780367707095
• [図書] Handbook on East Asian Economic Integration (2021)
  • 著者名/発表者名: Kimura, Fukunari; Pangestu, Mari; Thangavelu, Shandre M.; and Findlay, Christopher
  • 総ページ数: 496
  • 出版者: Edward Elgar
  • ISBN: 9781788975155
• [図書] グローバルリスクと世界経済 (2021)
  • 著者名/発表者名: 小川英治、関根栄一、木村福成、高屋定美、大野早苗、松原聖、熊本方雄
  • 総ページ数: 296
  • 出版者: 東京大学出版会
  • ISBN: 978-4-13-040298-9
• [備考] デジタルエコノミーによる国際分業変容の分析
  • URL: http://www1.econ.hit-u.ac.jp/digitale/index.html
• [備考] Hitotsubashi-Gakushuin Conference
  • URL: https://sites.google.com/view/hg-conference/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
• [学会・シンポジウム開催] 3nd Hawaii-Hitotsubashi-Keio (H2K) Workshop on International Economics (2022)
• [学会・シンポジウム開催] Hitotsubashi Conference on International Trade and FDI 2021 (2021)
• [学会・シンポジウム開催] International Online Workshop on Innovation and R&D Policies (2021)