研究課題
基盤研究(A)
日本の社会意識と格差の関係を最新データによって把握する研究である。2010年より実施してきているSSP調査の第3回目を行うものである。この調査は5年インターバルで行っており、3時点のデータを入手することにより日本社会の新たな趨勢を把握するものである。全国規模の階層意識調査であり、新たな方法を開発し実際に用いるものである。日本の社会意識と格差の関係について、最新データを入手する階層意識全国調査の時系列データの収集と標本抽出Web調査法を確立するものであり、学術意義のある研究である。特に、階層意識の計量社会学的なプロジェクトであり、SSM調査に意識局面を包含して補完するようなパネル調査を積み上げてきている。社会階層研究の有益なデータ情報となる。