研究課題
基盤研究(A)
自己身体イメージの形成過程を基礎として社会的知覚認知メカニズムを明らかするだけでなく、社会的認知機能の個人差が生じる原因をより深く理解することを目的とする。特に内受容感覚(内臓感覚)と外受容感覚の統合過程を重点に研究を進め、自己身体イメージの形成過程、1人称的・3人称的自己イメージの主観的自己評価、他者行動と他者感情の理解過程について検討する。本研究は自己身体イメージを基礎とする社会的認知過程について明らかにすることを目的としており、学術的にも重要な課題である。研究の手続きも具体的であり、研究組織との関連も明確であるため成果が十分に期待される研究である。また、波及効果として発達障害児の理解にも繋がると考えられる。