作用素環論の総合的展開

2019 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 19H00640
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分12:解析学、応用数学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 河東 泰之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (90214684)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2023-03-31

審査結果の所見の概要

重要な物理理論であるカイラル共形場理論を、作用素環論の手法を用いて深く理解し、頂点作用素代数、離散群論、指数定理、共形場理論などとの関係を一層深めながら作用素環論の研究の進展を目指す研究課題である。
世界をリードする日本の作用素環論研究の一層の進展を目指す研究課題で、トップレベルの研究成果が期待でき、その学術的意義は極めて高い。