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2019 年度 審査結果の所見

第三世代重力波望遠鏡の迅速な光学的性能回復による観測不能時間の改善

研究課題

研究課題/領域番号 19H00680
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

三代木 伸二  東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (20302680)

研究分担者 都丸 隆行  国立天文台, 重力波プロジェクト, 教授 (80391712)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
審査結果の所見の概要

KAGRA重力波測定器で用いられるレーザー反射鏡は極低温で運用されるが、表面への水分子の吸着によって反射率が下がって使えなくなるという問題がある。これはKAGRAだけでなく次世代の重力波望遠鏡でも共通の課題である。これを外部からのパルスレーザーの照射によって脱離させる手法の研究である。
KAGRAのレーザー反射鏡の問題によって2か月もの不感時間が生じることは大きな問題である。いつ発生するか分からない重力波を観測するために、観測不能時間を極力短くすることは非常に重要である.これはKAGRAだけの問題ではなく、重力波の発生方向を測定するための国際的な観測網に対しての責任でもあり、この研究計画の成功に期待したい。

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公開日: 2019-06-25  

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