研究課題/領域番号 |
19H00739
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
奥村 大 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70362283)
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研究分担者 |
内田 真 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90432624)
田中 展 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70550143)
伊田 翔平 滋賀県立大学, 工学部, 講師 (80610740)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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審査結果の所見の概要 |
生体軟組織のようにウエットでソフトな材料に生じる分岐座屈は、成長に伴いプログラムされたかのように連続して発生し、形態の複雑化による組織の高度化と結びついていると考えられる。そこで、理論構築としてゲル材料モデルの高度化を進め、階層的分岐座屈解析による成長誘起形態形成の再現と機構解明、分子設計されたハイドロゲルの開発、それによる再現実験により、非線形固体力学フロンティアにおける研究基盤を構築する。 理論と実験の両面から取り組む計画が提案されている。理論と実験のアプローチとも研究代表者らの実績の上に練られたもので、高度で新規なものと思われ当該分野への貢献は大きい。また、各研究課題推進のために適切な研究者が研究分担者として組織されており、研究計画を遂行可能なチームが編成されているように推察される。本研究は、生命科学の分野だけでなく、新しい人工物創成に意義のある研究であると期待される。
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