研究課題
基盤研究(A)
研究代表者が行った有機半導体での負性抵抗の発見を基に、有機半導体の集積度を向上させる。3値演算の実証に裏付けられた次世代多値論理演算デバイスを実現することで、次世代IoT素子に資するフレキシブル有機エレクトロニクス分野を発展させる。研究代表者らは有機半導体の研究を系統的に進め、pnヘテロ界面を中心にした独自のトランジスタで画期的な負性抵抗現象を発見した。この現象を基に集積化への道筋をつけることで、Siデバイスの概念の延長ではない、革新的なフレキシブルデバイスの創製が期待できる。