研究課題
基盤研究(A)
極薄膜トンネル構造により、中赤外域での熱放射光源を開発することを目的としている。トンネル構造を、独自のコヒーレント光アンテナ構造に挟み込んだ「共鳴量子アンテナ光源」を開発し、熱放射光源を代替できるかを問うものである。中赤外域では、可視域のLEDに相当する実用的な新原理単色光源が切望されており、実現されれば他分野への波及効果が大きい。他にはない独自の発想で社会的に価値のある光源を生み出そうとする、学術的にも応用的にも意義のある研究である。