|
がん、高血圧、慢性炎症など種々の疾病に対する医薬品の分子標的の多くは膜タンパク質である。本研究では、ヒト膜タンパク質の機能や相互作用を制御する中分子医薬リードの創出とその構造学的検証に有用な新しい方法論を確立することを目的としている。
独自の構造認識抗体作製技術とX線結晶解析またはクライオ電子顕微鏡単粒子解析の手法を駆使し、膜タンパク質／中分子医薬リード相互作用の構造学的基盤と、医薬品の「種」の探索から構造解析までの包括的研究をワンストップで実施可能な中分子構造創薬プラットフォームの構築が期待される。
|
