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2021 年度 研究成果報告書

Dissecting role of sucrose and GA recognition in SWEET transporters

研究課題

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研究課題/領域番号 19H00932
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分38:農芸化学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

Frommer Wolf  名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 客員教授 (70795575)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードSucrose / Gibberellin / SWEET / substrate selectivity
研究成果の概要

近年、糖輸送体SWEET が、糖だけでなく植物ホルモンであるGAも輸送することが報告された。糖と植物ホルモンは、植物の発生・生育に不可欠である。しかし、SWEETがショ糖とGAという異なる基質をどのように輸送できるのか、また、SWEETがどのような基質を輸送できるのかについては、これまで不明であった。本研究では、GAとショ糖を輸送するSWEETの基質選択性について、計算化学的および生化学的アプローチを用いて解析を行った。その結果、SWEETにおいてGAとスクロースを認識する残基を決定し、シロイヌナズナの稔性にスクロースとGAの輸送活性が生理的に関与しているかどうかを明らかにした。

自由記述の分野

Plant physiology

研究成果の学術的意義や社会的意義

酵素や輸送体は無数の基質と相互作用するが、その中で生理的に意義があるものはごくわずかである。SWEETの基質選択性の分子メカニズムや輸送活性の生理的意義を解析することで、輸送体や酵素の持つ複数の基質活性の理解が深まる。本研究で得られた知見は、農薬や抗菌剤の開発などの創薬分野にも役に立つと考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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