研究課題
基盤研究(A)
1)イヌとの生活によるヒトの細菌叢変化の解析、2)マウスを用いた共生細菌叢のもつオキシトシン神経系ならびに免疫系賦活化効果の解明により、イヌとの生活によって変化するヒト細菌叢(共生細菌叢)の機能を解明する。これらの研究によって、ヒトとイヌの4万年にもおよぶ共進化の過程に介在してきた細菌叢の役割を明らかにする。イヌとの生活によるヒトの細菌叢変化、共生細菌叢のもつオキシトシン神経系ならびに免疫系賦活化効果が明らかになる。その結果、ヒトとイヌの共進化の過程に介在してきた細菌叢の役割が明確になる。ヒトと犬の心身の健康に関する関係性が理解できることにより、ヒトと犬の福祉の向上が期待できる。