研究課題/領域番号 |
19H00978
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
石野 史敏 東京医科歯科大学, 統合研究機構, 非常勤講師 (60159754)
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研究分担者 |
志浦 寛相 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (10451907)
石野 知子 (金児知子) 東海大学, 医学部, 教授 (20221757)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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審査結果の所見の概要 |
胎生という生殖機構に必須の胎盤は如何に獲得されたか、胎盤形成に特有の重要ポイントは何か、という問いに、レトロポゾン由来の哺乳類特異的な獲得遺伝子であるPeg10、Peg11 遺伝子を中心に据えて挑む重要な提案である。本研究では、それら遺伝子の具体的な役割を、タンパク質レベルでの発現時期や機能に関する解析を通じて明らかにする。 目標達成に不可欠な四つの実験計画は、参照実験も含めながら練られており、それらが総合的にPeg10、Peg11の機能を浮き彫りにするようになっている。胎盤形成に重要な遺伝子であるPeg10、Peg11の研究は、研究代表者らのグループが推し進めてきた極めて独自性の高いものであり、また哺乳類進化における意義という点でも学術的重要性は高い。
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