研究課題/領域番号 |
19H01055
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 真二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30253420)
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研究分担者 |
島田 周 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (20609705)
秋山 好光 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (80262187)
新部 彩乃 (樺嶋) 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (20445448)
森 正樹 東海大学, 医学部, 教授 (70190999)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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審査結果の所見の概要 |
特に治りにくい癌の癌細胞には、特定の遺伝子異常が認められる。この研究では、まず、新しい遺伝子組み換え技術により複数の遺伝子異常を持つ悪性度の高い癌細胞を人工的に作り出す。作製した癌細胞を様々なマウスに植え、免疫チェックポイント阻害剤をはじめとする抗癌剤がなぜ効きにくいのか、そのメカニズムを研究する。癌組織には、癌の元となる細胞(癌幹細胞)があるが、癌幹細胞を簡単に見つけられるように工夫する。 マウスの実験から得られる知見、すなわち、悪性度が高い理由、抗癌剤が効きにくい機序が明らかになり、その機序が実際のヒトの癌でも当てはまるとすれば、新しい抗がん剤の開発はじめとして、「悪性度の高い癌」、「治りにくい癌」に対する新しい治療法の開発につながる。
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