研究課題
基盤研究(A)
本研究はコホート調査参加児を対象集団として、幼児期の肥満促進性環境化学物質への曝露量を評価し、小児肥満へのそれらの物質の寄与を明らかにする。本研究は、コホートデータから肥満促進物質を同定しようとする新しい取り組みである。小児肥満は成長・発達のみならず、将来の生活習慣病のリスクを上昇させることから、肥満促進物質を同定し、成長過程においてのリスク因子が抽出できれば、将来の成人病発症リスクの低減となり、医学的・社会的意義のあるテーマである。