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2021 年度 研究成果報告書

環境医学領域におけるメタロミクス手法の開発と応用に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01081
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関順天堂大学

研究代表者

横山 和仁  順天堂大学, 医学部, 客員教授 (00158370)

研究分担者 平田 岳史  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10251612)
藤代 瞳  徳島文理大学, 薬学部, 講師 (10389182)
姫野 誠一郎  昭和大学, 薬学部, 客員教授 (20181117)
小椋 康光  千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (40292677)
大森 由紀  北里大学, 医学部, 助教 (30415971)
松川 岳久  順天堂大学, 医学部, 助教 (60453586)
篠原 厚子  清泉女子大学, 付置研究所, 教授 (90157850)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードメタロミクス / 環境医学
研究成果の概要

本研究の学術的な「問い」は、環境医学領域における微量元素研究のブレークスルーをいかに図るかであった。このため、メタロミクスの概念に着目し、環境医学領域におけるメタロミクス手法の開発と応用を推進してきた。ヒト集団を対象とする微量元素の健康影響に関する疫学研究と最新の分析手法とを統合し、各種微量元素について①複数の元素を同時に、②生体内のどこに、③どのような化学形態・同位体比で分布しているかを網羅的・総合的に明らかにする手法を確立することを検討した。また、各種の測定法の開発と改良を進めるとともに、これを補完する実験研究により、各種微量元素の生体機能メカニズムの解析手法を開発した。

自由記述の分野

社会医学、看護学およびその関連分野

研究成果の学術的意義や社会的意義

メタロミクスは、生物の複製・機能・代謝機構の解明に貢献できるとされる。メタロミクスの対象となる物質の総体は、メタローム(metallome)と呼ばれる。今回は、環境医学領域でのメタロミクス手法の開発と応用の推進により、微量元素研究のブレークスルーを目指してきた。環境医学領域では、各種微量元素の生体影響とそのメカニズムが重要なトピックスの一つである。しかし、これまでの研究では、単元素の解析が主体であり、臓器レベルにとどまることが多かった。本研究により、環境中の各種微量元素が生体に及ぼす影響の解明のために、さらに高次元の解析の端緒を提示できたと考える。

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公開日: 2023-01-30  

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