研究課題
基盤研究(A)
認知症を臨床症状の現れていないプレクリニカル期に診断予測するために、既存バイオマーカーによる進行度と相関するプレクリニカル期固有の行動特徴をAI技術により抽出し、それらを統合することで日常生活及び臨床現場の双方で利用可能な、低侵襲で簡便な新規スクリーニング法の定式化を目的としている。プレクリニカル期から認知症を予測しその治療を開始するためには、非侵襲的、高精度かつ簡易なスクリーニング方法の開発が求められている。本研究課題の遂行により、プレクリニカル期の行動特徴の定量化から目標の簡便かつ高精度スクリーニング方法が開発され、認知症早期からの予防介入・治療の双方への貢献が期待される。