研究課題
基盤研究(A)
本研究では、高速なホログラフィ専用計算チップをFPGAで開発することにより、高精細液晶ディスプレイをホログラム表示に使用し、これらを接続した3次元映像用の小型IoTデバイスを開発するものである。高精細液晶ディスプレイを用いて視野角を改善し、研究代表者らの開発したHORN-8の並列回路をFPGAとして実装するものである。ホログラフィは、ヘッドマウント型の両眼立体視よりも人間の眼に優しい特長を持つが、実現が困難となっている。本研究では、ハードウェアを開発することでブレークスルーを起こそうとする点に意義がある。ホログラフィ3次元表示を行なえる小型IoTデバイスが実用化されればその波及効果は大きく、3次元映像技術の前進に寄与する研究提案であると考えられる。