ポストムーア時代を支える100ギガヘルツ級時空間超伝導コンピューティング

2019 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 19H01105
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 井上 弘士 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (80341410)
• 研究分担者: 松永 裕介 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (00336059) ; 田中 雅光 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (10377864) ; 岩下 武史 北海道大学, 情報基盤センター, 教授 (30324685) ; 谷本 輝夫 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (60826353) ; 小野 貴継 九州大学, システムLSI研究センター, 准教授 (80756239)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2022-03-31

審査結果の所見の概要

本研究は、単一磁束量子回路を用いた100GHz級超高速ビット並列型プロセッサを開発することを目的とするものであり、本研究での取り組みを通して、従来では成し得なかった超高速動作を可能にする新しい超伝導汎用コンピューティング法を確立しようとするものである。
限界に達しつつある高性能プロセッサの開発におけるブレークスルーになり得る研究提案であり、本研究が遂行された際の学術的意義は大きい。非常に高い目標を掲げる研究提案であるが、多様な技術的課題に対し、これまでの研究成果に立脚した研究計画が提案されており、学術的貢献が期待できる。