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2023 年度 研究成果報告書

あらゆる高機能暗号方式の相互変換を可能にするアジャイルクリプト技術

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01109
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

Attrapadung Nuttapong  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (40515300)

研究分担者 縫田 光司  九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 教授 (20435762)
照屋 唯紀  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (20636972)
花岡 悟一郎  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 首席研究員 (30415731)
坂井 祐介  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (40750659)
松田 隆宏  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (60709492)
山田 翔太  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (70750834)
村上 隆夫  統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (80587981)
Schuldt Jacob  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (80750893)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード暗号理論 / 情報セキュリティ / 高機能暗号
研究成果の概要

本研究は、複数の高機能暗号方式を組み合わせや変換が可能とする「アジャイルクリプト技術」の実現に向けて、理論的枠組みを設計したものである。本研究の成果には、属性ベース暗号、関数型暗号、準同型暗号、属性ベース署名、秘密計算、ゼロ知識証明、プライバシー保護データ分析技術などが含まれる。特に、複雑なアクセスポリシーに対応可能な属性ベース暗号方式を、単純なポリシーの方式から変換できるモジュラー構成枠組みが代表的な成果である。これらの結果は、Eurocrypt’19、Asiacrypt’20、Crypto’24などで発表された。本プロジェクト全体で発表した論文は40本以上に達する。

自由記述の分野

情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、高度な暗号プリミティブの設計と組み合わせを可能にする新しい理論的枠組みを提供する点にある。これにより、複雑な暗号システムの構築が容易になり、暗号理論の発展に寄与する。また、社会的意義としては、安全で柔軟なデータ保護技術を提供することで、プライバシー保護やデータセキュリティの向上が期待される。これにより、医療、金融、行政などの分野でのデータ利用が促進され、社会全体の信頼性と安全性が向上する。

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公開日: 2025-01-30  

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