研究課題
基盤研究(A)
空間だけでなく時間をも違和感なく歪曲させた歪曲時空間を構築し、この空間で経験や訓練を行うと、Physical世界の人の行動・知覚に、どのような影響を与えるかを調査する。具体的な研究対象として、スポーツ、運転、ゲーム、語学等を取り上げ、具体的な歪曲時空間構成技術を確立し、評価システムの構築および効果の検証を行う。拡張現実(AR)を用いて現実を超え、スキルや対応能力の向上、各種能力やモティベーションの向上を実現する発想は独創的で新規性が高い。また、広く一般の人に対して有益であり、様々な応用も考えられることから、社会への波及効果も大きい。現実歪曲時空間の構築、人の能力獲得技術など、ARの新たな学術的展開が期待される。