研究課題/領域番号 |
19H01151
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
足立 典隆 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 教授 (30264675)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 組換え修復 / DNA切断 / ゲノム編集細胞 / 生体環境 |
研究実績の概要 |
二本鎖DNA切断は、細胞や個体にとって最も脅威となるゲノム損傷であり、速やかに修復される必要がある。本研究の目的は、ヒトゲノム編集細胞を駆使した逆遺伝学的解析により、二本鎖DNA切断修復システムの全体像、特にalt-EJとSSAの分子機構を明らかにし、組換え修復機構についての包括的理解を目指すことにある。今年度は、ヒトゲノム編集細胞を用いてPolQやMsh2、Rad52、末端の削り込み(end resection)に関わる因子に関する機能解析を行い、前年度に引き続き新たな知見を多数得た。特にPolQの損傷部位へのリクルートについては定説とは異なるデータが得られている。また、特定の有害金属が特定の組換え修復経路に影響を及ぼしていることも明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
二本鎖DNA切断修復システムの全体像を捉えるための研究が着実に進行している。化学物質の影響についての解析も順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
当初の計画通りに進める。研究計画の変更や研究を遂行する上での問題点はない。
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