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2023 年度 研究成果報告書

大気中で起こる界面反応の本質的理解に向けた実験的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01154
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関筑波大学 (2022-2023)
国立研究開発法人国立環境研究所 (2019-2021)

研究代表者

江波 進一  筑波大学, 数理物質系, 教授 (00589385)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードエアロゾル / 界面 / ラジラジカル / 不均一反応 / マルチフェーズ反応 / 環境 / 気候変動 / 大気汚染
研究成果の概要

本提案研究では、気液界面反応測定手法を用いて、界面で起こる大気化学反応の研究を行った。また、瞬時に起こる液相反応をその場測定できる新規手法を開発し、気液界面反応vs液相反応を直接比較できる実験システムを構築した。気液界面で起こる反応の特殊性の起源に関する重要な知見が得られた。また、大気における界面反応とバルク反応をどのように定量的に区別して扱えばよいかが明らかになった。今後、大気モデルへの取り込みなど、多くの成果が見込まれる。

自由記述の分野

大気化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

気候変動と大気汚染の問題は人類が解決すべき重大な環境問題である。これらの問題と密接に関連する大気中に浮遊する雲粒とエアロゾルの気液界面と液相で起こる化学反応機構の分子レベルでの理解は極めて重要である。本研究によって、気液界面で起こる反応の特殊性の起源の一部が初めて明らかになった。また、大気における界面反応とバルク反応をどのように定量的に区別して扱えばよいかが明らかになった。今後、大気モデルへの取り込みなど、多くの成果が見込まれるため、重要である。

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公開日: 2025-01-30  

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