研究課題
本年度は、前年度に続き、対面での研究会開催にはやや制約があったものの、概ね予定どおりに研究を進めることができた。それにより、メンバー各自の研究の進捗状況を具体的に、随時共有することができ、本研究課題である「予測」「推論装置」「モデル」「遅れ」といったキーワードを中心に、さまざまな関連主題について議論を展開することができた。また、研究会にはメンバー以外の若手研究者らにも参加してもらい、問題設定を共有すると共に、議論を活性化することに極めて有意義であった。こうした議論や意見交換により得られた着想や知見に基づき、本研究課題をさらに発展的に展開させるべく、問題設定を洗練して後継プロジェクトを幾つか企画した。そのうちの1つは採択され、6月より実際に研究を開始した。海外の研究者との関連については、海外出張が可能になったことにより、海外で開催された国際研究会に参加することができたことは、非常に有益であった。また、国内でも国際研究集会があまた開催されたことにより、メンバーらはそれらで研究成果を発信することができたことも、非常に意義深かった。このように、関連分野での国際レベルにおける最新の知見や議論は、本研究課題を遂行するにあたり、大いに示唆的であった。これらの成果は、他の共同研究と共同して、論集『予測と創発ー理知と感情の人文学』として11月に出版した。この論集自体が、他の共同研究との融合的な研究成果であり、本研究課題の後継プロジェクトの今後の礎となり得るものである。さらには論集刊行を記念して、公開シンポジウムを開催し、多くの参加者を得た。シンポジウム終了後には、関連する研究者らで懇談会を開催し、今後の学際的研究のあり方について意見交換を行った。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 10件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 6件、 招待講演 6件) 図書 (8件)
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