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2023 年度 研究成果報告書

ギリシア・アラビア・ラテンにおける新プラトン主義思想の伝播と発展

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01204
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01040:思想史関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

小村 優太  早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (20726822)

研究分担者 袴田 渉  南山大学, 人文学部, 准教授 (70726588)
小林 剛  聖心女子大学, 現代教養学部, 非常勤講師 (70753846)
山崎 達也  公益財団法人東洋哲学研究所, その他部局等, 主任研究員(移行) (70838557)
西村 洋平  兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90723916)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード新プラトン主義 / プロクロス / ディオニュシオス / アヴィセンナ / アルベルトゥス・マグヌス / エックハルト / 原因論
研究成果の概要

本研究は、古代末期に勃興した新プラトン主義という思想潮流を主題として、それらがギリシア、アラビア、ラテンという三つの異なる、しかし同時に連続した影響関係にある言語思想圏において、どのように伝播し、それぞれの文化的背景のなかで独自の発展を遂げていったのかを明らかにした。また研究期間中には、プロクロス、ディオニュシオス、アヴィセンナ、エックハルトといったテーマを中心としたシンポジウムを開催し、それぞれの研究成果を広く知らしめることができた。

自由記述の分野

アラビア哲学

研究成果の学術的意義や社会的意義

新プラトン主義という、一般的には哲学史のなかで補助的な役割と認識されている思想潮流にかんして、その多文化、多言語にわたる拡がりを明らかにすることにより、哲学史においてこれまで等閑視されてきた流れに新たな光を当てることができた。また全般的にギリシア語、アラビア語、ラテン語という、日本語においてアクセスの困難な原典に基づいた研究をひろく日本語において発信し、シンポジウムの開催などを通じて一般向けのアウトリーチも積極的におこなうことができた。

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公開日: 2025-01-30  

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