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2023 年度 研究成果報告書

金剛寺摩尼院聖教の調査を基盤とした日本中世の宗教的知の流通と蔵書形成に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01235
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02010:日本文学関連
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

海野 圭介  国文学研究資料館, 研究部, 教授 (80346155)

研究分担者 上杉 智英  独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館, 学芸部美術室, 研究員 (50551884)
荒木 浩  国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (60193075)
箕浦 尚美  同朋大学, 文学部, 准教授 (70449362)
近本 謙介  名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (90278870)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード密教寺院 / 中世日本 / 蔵書 / 中世の知識 / 中世の学問
研究成果の概要

書物の流通経路の追求により明らかにされる寺院と寺院、寺院と地域をめぐる知識の流通ネットワーク構造の分析と、そうした構造が生み出した書物それ自体の資料価値の探求と評価を目的として研究を行い、摩尼院所蔵典籍・文書類の全点の調査確認とその目録化を進め、金剛寺(本坊)の既調査資料データと接続することで、近世初頭頃までにおける金剛寺を中心とした南河内地域の寺院ネットワークと知識流通についての新たな知見を獲得することができた。また、国際協働により寺院文化圏に関する国際共同研究を推進した。

自由記述の分野

日本文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

所蔵者や地域社会のみでは保存管理が難しい文化財を対象として、専門的知識を保有した研究者を導引し整理・調査を行うことを通して地域の文化財の保全に努めた。また、地域社会に現在も残り、地域の文化的・宗教的拠点の一つでもある地域寺院の歴史的展開の解明と、そこで行われた数々の学的営みの実態を明らかにすることにより、地域社会及び一般社会の知的関心を満たし、当該地域においては、拠って立つべき歴史の把握を通して地域振興に寄与した。

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公開日: 2025-01-30  

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