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2021 年度 実績報告書

介護の日本語の理解のための視聴覚素材ライブラリの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19H01268
研究機関横浜国立大学

研究代表者

中川 健司  横浜国立大学, 国際戦略推進機構, 教授 (20382830)

研究分担者 中村 英三  長野大学, 社会福祉学部, 教授 (00549991)
橋本 洋輔  国際教養大学, 国際教養学部, 助教 (30568770)
宮本 秀樹  長野大学, 社会福祉学部, 教授 (40453401)
布尾 勝一郎  立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 准教授 (90448019)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード外国人介護就労者 / 介護用語 / 視覚情報 / 介護福祉士国家試験
研究実績の概要

日本で就労する外国人介護就労者の増加が見込まれ、彼らに対する学習支援の必要性も高まっている。介護人材のうち、国家試験を受験することを求められている者も少なくない。本研究は、外国人介護就労者に対する学習支援の質を高めることを目的に、介護用語学習支援のための視聴覚素材ライブラリの開発等支援者に対する支援を行うものである。2022年度については、以下の①②を行った。
①介護の学習支援を行う支援者のための介護の専門日本語学習支援情報サイトにおいて学習支援を行う者が参照可能な、介護の専門日本語の学習支援に関する「ウェブサイト『やさしい日本語でまなぶ介護専門用語集』の紹介」「まずは学習環境の確認から」「ウェブサイト「介護のことばサーチ」の紹介」「『はじめて学ぶ介護の日本語 基本のことば』の紹介」「学習計画を立てる前に」「国家試験対策シリーズの学習例」「国家試験に出現する語の特徴の7点の記事を追加、拡充
②「やさしい日本語でまなぶ介護専門用語集」サイト掲載の613語の介護専門用語のやさしい日本語による説明の音声読み上げ機能を実装・公開

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

視覚情報を付与する介護用語の選定に際して、過去に国家試験に合格した外国人介護就労者を対象とした調査を行う予定であったが、コロナ禍のため、当初予定していた介護施設による協力を得ることが難しくなったため

今後の研究の推進方策

2022年度以降もコロナ禍のため、介護施設による協力に関して見通しは不透明である。そのため、視覚情報準備の代替手段を検討するのに並行して介護の学習支援を行う支援者のための介護の専門日本語学習支援情報サイトの更なる拡充を行う予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 2022 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 日本語学習教材における合成音声の実用性 ―「やさしい日本語でまなぶ介護専門用語集」の実例を基に―2023

    • 著者名/発表者名
      角南北斗・黄海洪・中川健司
    • 学会等名
      第60回日本語教育方法研究会
  • [学会発表] 介護福祉士国家試験における漢語表現の調査―フォーミュラ研究の観点からの分析2023

    • 著者名/発表者名
      黄海洪
    • 学会等名
      第60回日本語教育方法研究会
  • [学会発表] 介護の日本語教材の対象者に関する調査2022

    • 著者名/発表者名
      中川健司・布尾勝一郎・角南北斗
    • 学会等名
      第30回日本介護福祉学会大会
  • [備考] 介護の日本語 学習支援ブログ

    • URL

      https://kaigo-nihongo-blog.com/

  • [備考] やさしい日本語でまなぶ 介護専門用語集

    • URL

      https://yasanichi-kaigo.com/

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公開日: 2023-12-25  

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