研究課題/領域番号 |
19H01287
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
千葉 克裕 文教大学, 国際学部, 准教授 (50352547)
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研究分担者 |
横山 悟 千葉科学大学, 薬学部, 教授 (20451627)
宮崎 敦子 国立研究開発法人理化学研究所, 情報システム本部, 研究員 (30771521)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | NIRS / 多読学習 / 第二言語処理 |
研究実績の概要 |
今年度は、関連する先行研究の整理と実験デザインの立案を行った。多チャンネルNIRSによる第二言語処理に関する論文を中心に整理し、今後の実験計画に役立てた。 8月にヘルシンキで行われたSociety for the Neurobiology of Lanugae 2019に参加し、本研究の前段階である2チャンネルNRISによる研究発表(ポスター)を行うとともに、各国の神経言語学の成果を収集してきた。 今年度交付金が、必要な機器(多チャンネルNIRS)購入の予算額を下回ったために、秋の前倒し申請を行ったあとの購入となってしまい、納入が1月末となったために実質的な予備実験などを行うことができなかったことが大きな課題となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
交付決定額が本研究で使用する多チャンネルNIRS(36チャンネル)の見積もり額を下回り、秋の前倒し申請を行う必要があった。結果として機器の納入が1月末となってしまい、実際の操作方法の習熟や予備実験を行うことができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
多チャンネルNIRSの操作方法およびデータ収集と解析方法を確立し、昨年度実施予定だった予備実験を行う。また、被験者の語学力や多読学習歴の把握する予備的調査を準備する。新型コロナウィルスによる登校の規制により被験者の募集が大変難しくなっており、今年度前半は、先行研究の精査と実験デザイン、実験刺激の作成などに注力せざるを得ない。 研究チームもオンラインによる打ち合わせにせざるを得なく、計測機器の習熟も課題として取り組みたい。
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