研究課題
当初計画で考えていた米国調査および韓国調査がコロナ感染症が依然として十分には収束しない状況下で結局のところ実現できなかったものの、計画を大きく変更して国内調査をきちんと行うこと、また東北・北海道と対外関係史研究とのつながりを意識し、それらと対馬を介した日朝関係史研究をどのように接続するかを考えるようにした。そのため、北海道南端の道南十二館踏査を二回にわたって実施するとともに、年度末には呉市下蒲苅の蘭島文化財団を訪問して朝鮮通信使関係の史料群(モノ資料を含む)を調査させていただいた。また、関連する東洋史研究の研究業績を検討する場を設け(岡本隆司編『交隣と東アジア』)、編著者とも一堂に会して(オンラインを含む)有意義な討論を行うことができた。オンライン研究会は9回実施し、本科研の研究成果報告書『訳官使・通信使とその周辺』6号と7号を公刊して頒布した。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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訳官使・通信使とその周辺
巻: 7 ページ: 1-18
巻: 7 ページ: 67-86
歴史の理論と教育
巻: 158・159 ページ: 49-60
巻: 6 ページ: 1-22
巻: 6 ページ: 23-42
巻: 6 ページ: 43-57