研究課題/領域番号 |
19H01406
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05010:基礎法学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
李 英美 明治大学, 商学部, 専任教授 (00449109)
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研究分担者 |
山下 達也 明治大学, 文学部, 専任教授 (00581208)
三田 剛史 明治大学, 商学部, 専任教授 (00624107)
村上 一博 明治大学, 法学部, 専任教授 (10212250)
土屋 光芳 明治大学, 研究・知財戦略機構(和泉), 研究推進員(客員研究員) (20197726)
高田 幸男 明治大学, 文学部, 専任教授 (90257121)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | アジア人留学生 / 日本留学 / 近代法学 / 人材育成 / 学的系譜 / 留学経験 / 人的基盤 |
研究成果の概要 |
近代国家を樹立する上で必須の学問であった法学を中心に、留学生を媒体とする日本と東アジア・東南アジア諸地域との学的系譜、人的基盤を明らかにすることで、19世紀末から20世紀前半の東アジア・東南アジアの近代化過程に与えた日本の影響の全貌解明をめざすものである。そこで注目するのは、近代日本について「学び」、「伝搬」し、帰国後、東アジア・東南アジア諸国で「運営・実践」していた中国・韓国・台湾・東南アジア出身の留学生(アジア人留学生)の動向である。
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自由記述の分野 |
人文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の諸科学の発展が大日本帝国のアジアへの拡張と不可分の関係にあったことについては最近の研究ですでに明らかにされたが、主眼はどこまでも「日本の学知」であった。そこで本研究は、そうした観点を乗り超え、アジア諸国における相互交流、相互影響関係の観点から学的系譜について明確にした。このことが学術的意義としてあげられる。
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