研究実績の概要 |
2020年度(3ヶ月の繰越金で実施した海外委託調査含む)は以下の研究実績がある。(1)業績の出版:著者 Kohno, Takeshi; Makruf, Jamhari; Wadi, Julkipli; Abdullah, Kamarulnizam, タイトル Salafism from Ideas to institution, ジャーナル名 Impact, Volume 2020, Number 8, December 2020, pp. 9-11(3) 概要: どのようにサラフィ主義が中東から東南アジアに伝播して、東南アジアに制度化されたのかを議論し、研究の価値を説明した現状の研究を紹介するインタビュー記事。 (2)2020年からの繰越金(1,657,200円)による研究実績 2021年2月までに完了する予定であった海外調査委託が、新型コロナウイルス感染症の拡大で、現地のデータ情報収集と現地調査・報告書の取りまとめが遅れたため、完了時期を3ヶ月延長し、インドネシア国立イスラム大学イスラム社会研究所への委託調査を実施した。(1)インドネシア:中部ジャワ州を中心に、Al Ukhuwah寄宿塾、Al Madinah寄宿塾、Darussalaf寄宿塾、Ibnu Abbas寄宿塾、Imam Bukhari寄宿塾、Isy Karima寄宿塾のデータ収集。Dakwah Al-Minhaj誌の調査。(2)マレーシア:ケダ州主要寄宿塾(Maahad tahfiz, Madrasah)のデータ収集。(3)フィリピン:ダバオとマラウィ市のイスラム寄宿塾のデータ収集。
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