研究課題/領域番号 |
19H01464
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
中西 久枝 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (40207832)
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研究分担者 |
中屋 昌子 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (30838850)
西 直美 同志社大学, 研究開発推進機構, 共同研究員 (50822889)
山根 聡 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 教授 (80283836)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ムスリム女性 / 移民 / ジェンダー / 労働者 / オートノミー |
研究実績の概要 |
2021年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続いたため、現地調査を断念せざるを得なかった。中西はカナダ在住のアフガニスタン人NGO関係者に依頼し、カナダに移住したアフガン女性に対するライフヒストリーの聞き取り調査を行った。山根は、現地協力者に依頼し、ラーホール女子大学で2回にわたってアンケート調査を実施した。中屋は、前年度までに実施した調査の成果をまとめるとともに、トルコでウイグル女性に対するインタビュー調査を実施した。西は現地協力者とともに、マレーシアへの出稼ぎ経験のある女性に対してオンラインでインタビューを実施した。 2021年度は、6月26日にカナダ在住のベルベル系小説家Mila Younes氏による“Honour, shame and transgression: How millions of women and girls across the world are still deprived of their fundamental rightsと題した公開講演会を開催した。また、2022年2月27日フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センターで公開研究会「グローバル社会と移民研究会」を開催し、2021年度に行った調査の成果を発表した。 研究期間の延長を受け、2022年2月26日には、ニューヨーク市立大学で移民研究を行ってきたMehdi Bozorgmehr教授を招き公開講演会"Half a Century of Iranians in America -Generational and Gender Differences"を開催した。アメリカに移住したイラン人に関する統計データや量的調査の結果に基づく社会学的分析から、ムスリム女性労働者の移住やそれに伴うアイデンティティの変化など、本研究課題全体の分析枠組みに対する知見を得ることができた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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