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2023 年度 研究成果報告書

大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01487
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大久保 敏弘  慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード自然災害 / 国際貿易 / 企業の異質性 / 空間経済 / レジリアンス / 産業集積 / 地域経済 / 新型コロナウイルス感染症
研究成果の概要

自然災害による被災で企業や家計がどう変化し、どう復興・成長していくかを国際貿易・空間経済の視点で理論・実証分析をした。特に企業や家計のミクロデータや自然災害の被害データを独自に生成しミクロ計量分析を行った。復興と成長の観点からはレジリアンス(耐久性・柔軟性)や防災が重要である。本研究では様々な角度から研究した。さらに、2020年度以降、疫病の蔓延を広義の災害と捉え、新型コロナウイルス感染症下における感染症対策と経済活動に関しても併せて研究した。テレワークによる就業の継続と感染症抑止に関して、レジリエンスや防災の視点で研究した。独自の就業者調査を行い、デジタル経済の進展や感染症対策を分析した。

自由記述の分野

経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

自然災害による経済的損失は大きく試算は多く存在するが、個々の企業や家計の行動は十分分かっていない。本研究ではミクロ的な視点から、どのような企業や家計がどう被害を受け、その後復興していくのかを明らかにし、どう減災できるのか、どう復興までのスピードを高めるか、について都市、産業集積や地域経済の視点から日本経済の様々な過去の災害をテーマに理論・実証研究を行った。一連の研究により、自然災害によるダメージの度合いと企業規模や企業行動(国際化など)、取り巻く地域経済(地域金融など)との関係が明らかになった。

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公開日: 2025-01-30  

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