自然災害による被災で企業や家計がどう変化し、どう復興・成長していくかを国際貿易・空間経済の視点で理論・実証分析をした。特に企業や家計のミクロデータや自然災害の被害データを独自に生成しミクロ計量分析を行った。復興と成長の観点からはレジリアンス(耐久性・柔軟性)や防災が重要である。本研究では様々な角度から研究した。さらに、2020年度以降、疫病の蔓延を広義の災害と捉え、新型コロナウイルス感染症下における感染症対策と経済活動に関しても併せて研究した。テレワークによる就業の継続と感染症抑止に関して、レジリエンスや防災の視点で研究した。独自の就業者調査を行い、デジタル経済の進展や感染症対策を分析した。
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