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2023 年度 実績報告書

日本とドイツの隠れたチャンピオン企業の成長要因に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19H01516
研究機関立命館大学

研究代表者

長平 彰夫  立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (10323122)

研究分担者 石田 修一  東北大学, 工学研究科, 教授 (00326539)
名取 隆  立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (00551566)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード隠れたチャンピオン企業 / ファジイ・フロント・エンド(FFE) / 新製品開発プロセス / 日本の中堅・中小企業 / ドイツの中堅・中小企業 / KIBS / エフェクチュエーション / 構造方程式モデリング(SEM)
研究実績の概要

(1) 2019年度、2020年度、2021年度及び2022年度に引き続いて2023年度はこれまでに判明した調査結果に基づいて、先行研究の視座を広げて先行文献調査・分析を行った。具体的には、①日本及びドイツの隠れたチャンピオン企業(以下Hidden Champions: HCs企業)②アジア及びドイツ語圏のHCs企業研究、③FFE (Fuzzy Front End:本格開発前段階)及びKIBS(Knowledge Intensive Business Service:知識基盤型サービス業)に関する日本、欧州、米国における先行研究、さらに④エフェクチュエーション理論等である。また、欧米諸国の従来の中小企業論、アントレプレナー論にも調査・分析の範囲を広げて、HCs企業における新製品開発マネジメント理論に新たな視点を加えた体系化を行った。
(2) 2022年度末に実施したドイツのHCs企業に対する大規模アンケート調査で収集したデータの統計解析をSmartPLS(構造方程式モデリング:SEM)を使用して実施するとともに、2021年度に実施した日本のHCs企業に対する大規模アンケート調査の解析結果との比較分析をSmartPLSのMGA解析(異母集団解析)を使用して実施した。また、日本のアンケート調査の回答企業に対しては対面方式、ドイツの回答企業に対してはZOOMを利用してのオンライン方式でインタビュー調査を行った。
(3)(2)で実施した統計解析及びインタビュー調査の結果、日本のHCs企業は、新製品開発プロセスのFFEの後で弾力的に当初計画を変更するエフェクチュエーション型開発を行っているのに対して、ドイツはあくまで初期計画を忠実に実行し、FFE後に変更を行っていないことが判明した。
(4)研究成果について国内外の学術誌への投稿、回答企業に対しては、結果についての調査報告書の送付を行った。

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 日本の隠れたチャンピオン企業の新製品開発における成功要因に関する研究2024

    • 著者名/発表者名
      長平彰夫
    • 雑誌名

      高崎経済大学論集

      巻: 66 ページ: 201-229

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公開日: 2024-12-25  

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