研究実績の概要 |
2019年度は、具体的業界に焦点をあてる事例研究と実証研究を進めた。あわせて概念研究をさらに進めた。 研究代表者の根来龍之は、研究成果を中間的に実務家に提供する著書『集中講義:デジタル戦略』(日経BP社)をまとめた。また、研究テーマに関連する英語図書の翻訳を2冊『プラットフォーム戦略』(日経新聞出版社)『DX実行戦略』(日経新聞出版社)行った。並行して、プラットフォームビジネスの「一人勝ち傾向」に関する日米比較をデータを踏まえて行った。この成果は英語で発表された。Tatsuyuki Negoro and Makoto Sato, Analysis of Internet Companies’ Growth via Exponential Approximation, Waseda Business & Economic Studies. 研究分担者の國領二郎は、パーソナルデータとAIが及ぼす影響について、プラットフォーム観点から研究を進めた。その成果は、英語でも発表された。Jiro Kokuryo, Catharina Maracke, and Toby Walsh, AI for Everyone - benefitting from and building trust in the technology -, AI Acess. 研究分担者の木村誠は、ゲーム製品の普及プロセスをSDモデルで解析する研究を継続しており、その成果を英語でも発表した。Makoto Kimura, Customer Journey Pathway Analysis from the Perspective of Customer Engagement: A System Dynamics Approach, 3rd Asia Pacific System Dynamics Conference.
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